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恒例の特集コーナー、今回は「昔の名機」紹介です。   
今回紹介するのは87年製のCDプレーヤー「CDP-555ESD」です。
1987年当時ソニーのCDプレーヤーの20種類近いラインナップのなかで上級クラスに属するこの555ESDは当時の最先端の高音質技術を惜しみなく投入。数々の電子パーツも最高品質の高音質パーツを使い、基板も「ガラスエポキシ基板」を使用。基板固定部にも銅製のスペーサーを使うなど隅々までこだわった造り。
重要な電源もシャーシ外部に設けたアナログ・デジタル回路それぞれに1個ずつのセパレート型トランスを採用(写真2)メカ部、回路部をキャビネット内で別々の部屋に分けて相互干渉を抑えています。外装パネル・キャビネットはアルミ板を(背面はスチール)特にフロント部は厚さ2mmのアルミ板(写真1)トレイ部の前面パネルも5mmくらいのアルミ板を削り出した重厚な物。
シャーシは制震性の高いアルミ・ダイキャスト・ベースユニット・Gマウントで、音質を劣化させる原因となる外部からの共振を徹底的に排除。高音質化に貢献しています。
 
 
CDP-555ESD 1987' 
  
CDP-555ESD 当時価格 160,000円 (写真1)フロントパネル部
当時主流の高級感あるデザイン。
厚さ2mmのアルミパネル(ヘヤライン仕上げ)
 
後部「端子」「電源トランス」部 (写真2)電源トランス
デジタル(同軸)出力を装備
ツイン電源トランスは回路から遠ざけて外に取り付け。
 
 
高精度Sサーボ 
信号読み取り精度を向上させた「Sサーボ」で確実な読み取り。ピックアップの制御は現在主流のモーター、ギヤ式ではなく高速・精密な電磁コイル式。現行のプレーヤを凌ぐ高速サーチ、確実な読み取りを実現しています。当店でテストしたプレーヤは14年経っている今でも素早いサーチ、多少ショックを与えても、まったく音飛びしない確実な読み取りがされていました。現在の機器と組み合わせてもピュアなデジタルサウンドを奏でていました。
 
トランジスタ「冷却板」 銅板パネル
トランジスタの冷却板も贅沢な銅板を採用。
信号処理回路、周辺をカバーする銅メッキ遮へい板。
外部からのノイズの影響を抑えるため、各所に遮へい  
板を装備。その板にもすべて銅板や銅メッキ板が使用され  
ています。


特集コーナーではこれからも様々なソニー製品をご紹介して行きます。